Plantful Life : プラントベースのウェルネスアカデミーを起業するまで

 

Plantful Life : プラントベースのウェルネスアカデミーを起業するまで

Saura読者の皆さん、こんにちは!

今日は、プラントベースとの出会い、そして食習慣をシフトしてウェルネスを取り戻した私が、Plantful Journeyウェルネスアカデミーを起業するまでの経緯をお話します。

私たちのウェルネスと地球のウェルネスは繋がっている

プラントベースについて学んでいくことで、私たちが食べるものの選択が、地球環境に影響を及ぼすことを知り、自然とサステナビリティにも目を向けるようになりました。 毎日必ず行う「食べること」。実は、植物性中心の食生活を送ることは、私たちが個人としてできる一番の地球環境への貢献なんです。

「ヘルシーで身体にいいだけじゃなくて環境にもいいなんて!一石二鳥!」そう感激した私は、プラントベースのライフスタイルの魅力を広めたいという思いから、インスタグラムやYouTubeなどで情報発信を始めました。

 
 

レシピだけでは食習慣は変えられない

野菜の美味しいレシピは今やインターネットで少し検索すればいくらでも出てきます。しかし、私にとって、プラントベースへのシフトは簡単なことではありませんでした。プラントベースを取り入れ始めた当初、私は今まで数十年以上続けてきた食習慣を変えていくことの難しさ、正しい栄養情報の不足、家族の理解の欠如など、さまざまな壁に直面しました。

そこで「レシピだけでは食習慣は変えられない」という気づきから、行動心理学に基づくアメリカのヘルスコーチングの手法や、科学的エビデンスのあるプラントベース栄養学など、学びを積み重ねてきました。

 
 

崖から飛び降りた先は?

そして、女性が植物の力を取り入れた食習慣を通して心身のウェルネスの基盤をつくることで、内側から溢れるようなエネルギーを手にいれるサポートをしたいという強い想いから、11年以上勤めたラグジュアリーファッション業界を離れて独立し、Plantful Journey プラントベース・ウェルネス・アカデミーを立ち上げました。

収入の安定も、羨ましがられるようなネームバリューもある仕事を離れるのは、まさに崖から飛び降りるような思い。それでも、自分自身の経験と学びを元にきっと助けられる人がいる、という強い気持ちが私の背中を押してくれました。

今ではPlantful Journeyで開催しているウェルネス・プログラムも3期目を終え、100名以上の女性たちに「プラントベースの食事によって身体も心も軽くなり、自分のベストな状態に出会えた!」、「以前は面倒だと思っていた料理も楽しい時間になって、こんな料理を作れる自分自身にワクワクする!」、「アトピーが治って、朝起きて鏡を見ると笑顔になれる」など、食習慣からライフスタイル全体がポジティブに変わっていく受講生たちを見ていると、私の中で「ライフワークに出会えた!」という実感が日々強まっています。

 
 
 

SAURA読者も皆さんも、きっとウェルネスやサステナビリティに関心がある方が多いのではと思います。このコラムを通して、皆さんと一緒に食やライフスタイルについて考えていければ嬉しいです。



text by Hanako Vernhes


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